中国念頭、「南西諸島防衛に不可欠」 岸防衛相、陸自奄美駐屯地を初視察

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陸上自衛隊奄美駐屯地で装備品の説明を受ける岸信夫防衛相(中央)=奄美市名瀬大熊

 岸信夫防衛相は18日、陸上自衛隊奄美駐屯地(奄美市)を視察した。部隊の現状把握が目的。活発化する中国の海洋進出を念頭に、「南西地域の防衛体制の維持強化には、警備隊や誘導弾部隊を有する駐屯地が必要不可欠」と訓示した。

 奄美駐屯地とともに、2019年3月に開設した瀬戸内分屯地(瀬戸内町)も視察した。防衛相が両施設を訪れるのは初めて。

 岸氏は日髙正暁司令の案内で奄美駐屯地を巡回。瀬戸内分屯地に配備されている地対艦誘導弾や災害用ドローンなどの性能についても説明を受けた。

 奄美駐屯地には警備部隊や中距離地対空誘導弾部隊など約350人が所属し、本年度、電波や赤外線で攻撃を防ぐ「電子戦」部隊が新設される。

 瀬戸内分屯地には警備部隊、地対艦誘導弾部隊など約210人が所属している。

陸上自衛隊奄美駐屯地で訓示する岸信夫防衛相=奄美市名瀬大熊

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