〈糸魚川市長選・市議選〉市長選 米田氏5選 新人・久保田氏肉薄 市議選は女性新人上位独占

 任期満了に伴う糸魚川市長選挙、同市議会議員選挙は18日、投開票が行われた。市長選は、現職の米田徹氏(72)が1万3952票を獲得、激戦を制し5選を果たした。新人で前の市産学官推進企画幹、元海洋高校長の久保田郁夫氏(63)は一歩及ばなかった。市議選は18人の顔ぶれが決まった。当日の有権者数は、男性1万7174人、女性1万8240人の合計3万5414人。投票率は市長選が74・12%、市議選が74・11%。

 5選を果たした米田氏は「与えられた4年間皆さんの気持ちをしっかりと市政に反映し、集大成を出していきたい。批判的な声も含めてしっかりと取り組む」と決意を示した。敗戦の知らせを受けた久保田氏は「全て私の力不足。草の根でここまで戦えた。本当に、皆さんに感謝している。これだけの票を頂くことができた」と頭を下げた。

5選を果たし万歳三唱する米田氏(中央)ら(18日午後11時すぎ、南押上1の選挙事務所)

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