【18日】新型コロナ感染 長崎県内20人、諫早で1人死亡確認

18日発表の市町別感染者数、新型コロナウイルス感染者の入院状況

 県と長崎、佐世保両市は18日、県内6市3町で新たに計20人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生している諫早市の横尾病院ではさらに入院患者ら計6人の感染が判明し、このうち男性患者1人の死亡が確認された。
 同病院の新規感染者の内訳は入院患者4人、職員2人。感染者は計21人となった。これとは別のクラスターが発生していた諫早市の福祉施設では、新たに職員1人の感染が確認され、感染者は計8人となった。
 佐世保市の新規5人のうち、1人は上京町の「銀寿司」の関係者。市保健所は「利用客の一部を特定できていない」として店名を公表した。特定できた客ら計26人を検査する。
 同市立学校関係者1人も感染し、当該校は19~21日に臨時休校する。長崎国際大は20代女子学生の感染が新たに分かったが、同大男子バレーボール部のクラスターとの関連は不明という。
 長崎市が公表したのは3人。このうち20代男性1人はクラスターと認定された市内飲食店の関係者で、同店の感染者は計6人になった。
 一方、十八親和銀行(長崎市)は18日、東彼東彼杵町の彼杵支店で新たに職員3人の感染が確認されたと発表。同支店職員の感染は計4人になった。

 


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