中村倫也主演「珈琲いかがでしょう」後半のキーパーソン“ぼっちゃん”役は宮世琉弥

テレビ東京系の連続ドラマ「珈琲いかがでしょう」(月曜午後11:06)に、物語後半のキーパーソンとして宮世琉弥、中村倫也演じる主人公・青山一の過去に関わる人物として渡辺大、鶴見辰吾、長野蒼大が出演することが分かった。

ドラマは「凪のお暇」などで知られるコナリミサト氏による同名漫画が原作。監督・脚本を映画「かもめ食堂」(2006年)などで知られる荻上直子氏が担当し、移動コーヒー店「たこ珈琲」を営む青山がさりげない言葉で人々を癒やす、優しくもほろ苦い“人情珈琲群像劇”が描かれている。第1話のネットもテレ東、TVerなどでの見逃し配信の再生数が196万回を突破し、同局の番組の1週間の再生数として過去最高を記録するなど、好スタートを切った。

宮世が演じるのは、暴力団組長の17歳の3代目・通称“ぼっちゃん”役で第6話から登場。若き組長をどう演じるのか、どう物語に絡んでいくのかに注目だ。このたび、ぼっちゃんと青山のシーン写真が先行公開。怪しげな表情のぼっちゃんと驚く青山。青山の身に何が起こるのか? さらに、金髪姿の青山のどこか切なげな視線の先にあるものとは?

宮世は「昔から中村さんの作品をたくさん見ていて、ずっと憧れていたので、決まった時はこの役をやらせていただけることがすごくうれしかったです! 夏帆さんや、仲良くしていただいている磯村(勇斗)さんとも共演させていただけるということで、いろいろ現場でも優しくしていただいて、本当に楽しい現場でした。ぼっちゃんという役は不思議な役で、すごく難しかったですが、今自分にできるすべてをぶつけました。ぜひチェックしてください!」と気合十分のコメントを寄せている。

そして、第4話から登場する、ぼっちゃんの組の幹部・花菱役に渡辺、第6話から登場する長年ぼっちゃんの組を支えてきたベテラン幹部・夕張役に鶴見といった実力派俳優が名を連ねるほか、第7話から登場する10歳のぼっちゃん役をダンス&ボーカルグループ・えびポンのメンバーとしても活動している長野が演じる。

渡辺は「原作漫画を以前から読んでいて、ドラマになるんだ~面白そうだな~と人ごとのように思っていたら参加させていただくことができたのでビックリ&光栄です。4話から花菱の登場で空気が変わり、ラストまでドキドキの展開になるのでぜひお楽しみください」と期待感をあおる。

鶴見は「ロケの帰り、ぼっちゃん役の宮世琉弥くんと一緒に電車に乗って帰った。連日の撮影で疲れが出たのか、座るとすぐに船を漕いでたのが、何ともかわいかったな。俺にもそんな日があったのが懐かしい」と宮世との思い出を振り返る。

長野は「僕の役は中村倫也さん演じる青山一の過去のシーンに登場します。今回、初めて長ゼリフがあったので撮影が終わるまで緊張しっぱなしでした。そんな僕に、中村さんが声をかけてくださり、たくさんアドバイスをいただきました。作品の中だけでなく、撮影中も僕の心に寄り添ってくれた中村さんは、これから先も僕のヒーロー、とらモンです! そんな2人の関係性にも注目して見てください! 僕もコーヒー牛乳を飲みながら、ドラマを見たいと思います!」と中村をリスペクトし、元気にアピールした。

本日4月19日放送・第3話では、荻上監督によるオリジナルエピソード「男子珈琲」と「金魚珈琲」の二つの物語をおくる。「男子珈琲」には、仕事もルックスも完璧なサラリーマン飯田正彦役で戸次重幸が出演。「金魚珈琲」には、田舎町でスナックを営むママ・アケミ役に滝藤賢一、アケミの同級生・遠藤を丸山智己が演じる。

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