欧州スーパーL合意で論争 “英ビッグ6”にアーセナルとトットナムはふさわしい ?

アーセナルは“ビッグ6”にふさわしい?(ロイター)

欧州スーパーリーグ(ESL)創設に合意したと18日に、12の欧州ビッグクラブが発表した裏でイングランドの“ビッグ6”をめぐって波紋が広がっている。

英「BBC」など各メディアによると、スペイン1部レアル・マドリードなど3クラブとイタリア1部ユベントスなど3クラブ、そしてイングランドからはマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティー、リバプール、チェルシー、トットナム、アーセナルの“ビッグ6”がESL創設に合意したという。

そんな中、英紙「サン」は「自己任命されたビッグクラブ12の中でどこが12位になるかを予測するのは簡単だ。アーセンナルが直面しているのは間違いない。彼はイングランドで9番目に優れたチームだ」と報道。今季は序盤から低迷し、現在リーグ9位のアーセナルを“ビッグ6”と呼称することを皮肉って報じていた。

さらにネット上でESL創設の合意を伝える記事のコメント欄には「トットナムをビッグ6とカウントするのか」「トットナムはビッグクラブと言えるのか」「アーセナルとスパーズ(トットナム)がこのメンバーに入っているのが笑える」などの書き込みが殺到。アーセナルとともに今季リーグ7位のトットナムは、その戦いぶりからも“ビッグ6”とすることに疑問視する声が続出している。

ESLへの合意を拒否したドイツ1部バイエルン・ミュンヘンと同ドルトムント、フランス1部パリ・サンジェルマンの方が「ふさわしい」とする声も多く、思わぬところでクラブの格をめぐる論争が勃発している。

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