こんにちは。子供の頃と変わらぬテンションでハンバーグに向き合える40代、くにぱぐです。今回は「ハンバーグをバーベキューで、それも炭火で焼く」ということにこだわってみました。普通に作ると焦げてしまうのですが、アルミホイルを使うことで、簡単に美味しい炭火焼きハンバーグが楽しめます!
アルミホイルでしっかりくるんで火を通す「炭火焼きハンバーグ」
ハンバーグは大人も子供も大好きなメニュー。
特に炭火焼きハンバーグの香ばしさは、例えばハンバーガーチェーンの「バーガーキング」で楽しめますが、スキレットなどで焼いたハンバーグよりも肉のワイルドさが立っていて味わい深いです。
しかし、ハンバーグを炭火焼きで作るのは結構ハードルが高く、「バーベキューで挑戦してみたが失敗した」という人もいるのではないでしょうか?
失敗する理由は2つあって、1つは丸めたハンバーグタネが網の上で固定できず、形が崩れてしまうこと。もう1つは表面が焼けても中まで火が通らないこと。
今回はこの2つの失敗が絶対に起きない、「アルミホイルでの調理法」をご紹介します。特に難しいことも面倒なこともないので、こちらを参考に、炭火焼きハンバーグの香ばしい味わいを是非堪能してみてください。
キャンプ・バーベキューで作る「炭火焼きハンバーグ」 食材と作り方
炭火焼きハンバーグの食材(4人前)
- 牛挽肉 …400g
- 牛乳 …200ml
- 卵 …1個
- ナツメグ …大さじ1
炭火焼きの魅力を引き出すため、肉は合挽きではなく、牛のみがおすすめです。
普通はパン粉を使いますが、食パンでも代用になります。キャンプ場で作ることを考えると食パンのほうが使いやすいと思います。
今回は塩胡椒系のスパイスとして「マキシマムスパイス」を使いました。他のアウトドアスパイスと比較すると、胡椒が強く、挽肉料理に合います。価格も安めなので、ハンバーグ専用に購入してもいいぐらいだと思います。
炭焼きハンバーグの調理に必要な道具
- 炭焼き用のバーベキューグリル
今回はキャンプではなく徒歩で花見に行ったついでにバーベキューを行ったので、バーベキューグリルは比較的小型のユニフレーム「ユニセラ」を使用しました。
コンパクトながら熱量が強く、3~4人で焼肉などやるには最高のグリルです。
もちろん炭火焼きができるグリルならなんでも構いません。ただし、必ず網で焼くようにしましょう。
アルミホイルはどんなものでも結構です。
▼ユニセラを使ったギア紹介はこちらの記事に
炭火焼きハンバーグの作り方 普通にハンバーグをこねてアルミホイルでくるむだけ!
【1】まずは下ごしらえ。キャンプに出発する前に家で行えます。タマネギをみじん切りにします。1/4ぐらいは刻まず、1枚ずつの大きなカットにしましょう。このタマネギはハンバーグタネには入れず、別に使います。
【2】挽肉、刻んだタマネギ、牛乳、細かくちぎった食パン(耳以外)、卵、スパイス類を入れてよく混ぜます。
【3】粘りが出るまでよく混ぜましょう。ハンバーグがボソボソになってしまう場合、ほとんど混ぜ方が足りないのが理由です。
【4】中の空気を抜きながらタネを作ったら、1つずアルミホイルに包みましょう。この時、タマネギをアルミホイルとタネの間に挟むと、焦げ付き防止になります。
【5】アルミホイルは端を折って、こんな感じにしっかりとくるんでおきます。肉汁がこぼれないための工夫ですね。キャンプ場にはこの状態でもっていくと便利ですが、しっかり冷蔵(あるいは冷凍)して、挽肉が傷まないようにしてください。
【6】ハンバーグを炭火で焼いていきます。1~2分で引っ繰り返す、を何度も繰り返します。
【7】トングなどで持った時に、手応えがしっかりしてきたら大分火が通った証拠です。時間にして10分程度でしょうか。そうしたら火から下ろし、そのまま肉を休ませます。こうすることで、余熱で芯まで火が通ります。
【8】10分ほど休ませたら、アルミホイルを剥がします。火加減が心配な場合、中心までナイフを入れて、目視で火の通りを確認すると良いです。
【9】アルミホイルをはがしたハンバーグを炭火の上に戻して焼き目をつけていきます。
この段階では中に火を通すことよりも表面の焼き目を美味しそうにつけることに注意していきましょう。少し焦げても香ばしくておいしいですよ!適当なところで火から下ろせば完成。ハンバーグ用のデミグラスソースをかけて食べます。
アルミホイル調理の「炭火焼きハンバーグ」 バーベキューがさらに奥深くなる!
アルミホイルはオーブンで焼いたような効果が期待できるので、ハンバーグの肉汁も逃げず、うまみがたっぷり閉じ込められるのが特徴的です。
「アルミホイルでくるんで焼く」というアイデアを活用すれば、肉料理ならローストビーフなども作ることができます。
また、ニンニク、タマネギ、ジャガイモなど、様々な野菜をアルミホイルでくるんで焼くだけでも美味しいので、これも試してみてください。単に焼くだけとは一味違う、深みのある味をバーベキューで楽しむことができますよ。
▼スキレットで作るハンバーグレシピはこちらの記事をどうぞ!