19日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)で、お笑いタレントのカンニング竹山が、自身の政治や新型コロナウイルスに関する発言が批判されることに関しての不満を語った。
番組では今回「戻せなくなってしまったもの」をテーマにリスナーから投稿を募集していたが、そのことに関連して竹山が、テレビ番組などでの自身のキャラクター像について話し始めた。
竹山は「俺だってさ、面白おかしく生きたかったのよ」とコメントし、「でも年齢と共にさ、バラエティーも変わってきたりさ、視聴者ターゲットも変わって若い子がいっぱい出てくるようになるとさ、俺たち段々おじさんになってきて、おじさんは、おじさんの仕事場ができてくるわけですよ」と年齢と共に、若手時代のようなキャラは求められなくなったと解説する。
代わり依頼される機会が増えてきたのが、竹山にとってはワイドショーや政治系バラエティー番組でのコメンテーターだったようで「それがどこかっていうと、ちょっと政治のこと語ってくれとか、ちょっと社会のことを切ってくれとか」と話し、「で、俺なんかキレキャラだから、ズバッと言う方だから、こっちでも言ってくれ、あっちでも言ってくれってなる訳。で、それで社会問題になったりする訳よ」と最近、東京都の広報動画制作費用について発言したところ、都に誤った発言であると抗議された話題をネタにして笑いを誘う。
都だけではなく、一部視聴者やSNS利用者からも批判されることに関して、竹山は「で、それで俺にやんやん言われても、俺だってホントはこんなことやりたかねぇよ! と」と吐露し、「でも俺だって、おまんま食わなきゃいけねえんだよと、こっからバイトする訳にいかねえだろうと」と明かした。
竹山は、「タレントなんてそうやって仕事変わっていくんだよ」と番組の意向で大きく立場が変わると前置き「お笑いでキレたら文句言わなかったくせに、政治でキレたらガタガタガタガタぬかしやがってコノヤロー! っていうのが俺の本音」と現在の心境を語ったのだった。