大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)を控えた19日、国技館の相撲教習所で合同稽古が行われた。
大関正代(29=時津風)は大関朝乃山(27=高砂)との三番稽古で3勝12敗と苦戦。稽古後は「ちょっと一方的な相撲が多かったので、場所までの期間できっちり調整しないといけない。立ち合いはちゃんとぶつけられていたと思うんですけど、そこからの足が出なくなるというか、組み止められているので。もっともっと足が出るようにしないといけない」と反省しきりだった。
3月の春場所は7勝8敗と負け越し、来場所は自身2度目のカド番で迎える。「いろいろ考えても仕方ないので、とりあえずできることをやって。思い切り場所に合わせていけたら」と無心で臨む構えを見せた。