神戸のパンダ・タンタンに心臓疾患疑い、投薬治療がスタート 人間換算で70代

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神戸市によると、神戸市立王子動物園(同市灘区)が飼育しているメスのジャイアントパンダ、タンタン(旦旦)に心臓疾患の可能性があり、投薬治療が始まった。疾患は加齢に伴うものと推測される。タンタンは運動量が減り、寝ている時間が多いほか、食欲減退の症状があるという。体調次第では、観覧中止などの可能性がある。

エサを食べるタンタン。メスのジャイアントパンダで、神戸市立王子動物園で飼育されている(神戸市提供)

同園によると、ジャイアントパンダは一般的に21歳以上で高齢とされるが、タンタンは25歳(人間に換算すると70代)。2021年1月の定期健診で不整脈と心拍数の上昇が見られ、その後は症状が落ち着いたものの、3月下旬に再発してから症状が続いている。ジャイアントパンダには加齢に伴う心臓の疾患がしばしば見られるといい、「引き続き、万全の対応を期する」としている。

歩き回るタンタン。メスのジャイアントパンダで、神戸市立王子動物園で飼育されている(神戸市提供)

タンタンは2000年7月に中国から来日。2020年7月に貸与の期限を迎えたため帰国する予定だったが、新型コロナウイルス流行の影響で帰国できずにいる。今回の件で、帰国がさらに延びる可能性もある。