乃木坂46新曲センター・遠藤さくら のしかかる「松村沙友理卒業」「2期生の冷遇」の重圧

乃木坂46の遠藤さくら

人気アイドルグループ「乃木坂46」の27枚目シングル(タイトル未定、6月9日発売)のセンターが、遠藤さくら(19)に決まった。

18日深夜に放送された「乃木坂工事中」(テレビ東京系)で、表題曲を歌う選抜メンバーが発表され、遠藤にとっては2019年発売の24枚目シングル「夜明けまで強がらなくてもいい」以来、1年9か月ぶり2作目のセンターとなった。

遠藤は18年11月にグループに加入した4期生。ファッション誌「non―no」の専属モデルとしても活躍。〝次世代エース〟として期待されるが、今回は重圧を背負うシングルになる。というのも、1期生で中心メンバーだった松村沙友理(28)がグループからの卒業を発表し、ラストシングルとなるからだ。

「卒業する松村はシングル表題曲のセンター経験がなく、初センターを期待していたファンも多かった。遠藤は『私でいいのか』と悩み、初センターを務めた時よりもプレッシャーを感じている」(音楽関係者)

さらに20人の選抜メンバーが1期生7人、2期生1人、3期生6人、4期生6人で構成されたことで、ファンの間では〝2期生の冷遇〟と波紋を広げている。

「加入歴の浅い遠藤ら4期生に、一部ファンから『厚遇されすぎ』と厳しい声が出ている。もっともセンターの遠藤は、そうした批判を覚悟していて『前向きに成長する!』と誓っている。エースにふさわしい責任感を持っている」(前同)

乃木坂46の歴史で複数回センターを務めたメンバーは生駒里奈、白石麻衣、西野七瀬、齋藤飛鳥の4人だけ。今回センターに立つ遠藤を加えても5人しかいない。

世代交代を目指すグループの飛躍のためには、遠藤の成長がカギを握りそうだ。

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