元フジアナ・菊間千乃氏が進まぬワクチン接種「恐怖すら覚える」

菊間千乃氏

新型コロナのワクチンを、ようやく全国民に打てるだけ調達できたのは明るいニュースではあるが、自民党の下村博文政調会長によると、全員の接種が終わるのに「来年の春ぐらいまでかかる」らしい。理由は、自治体によっては医療関係者が足りないからだとか。

この話題を取り上げた20日放送のテレビ朝日系ワイドショー「モーニングショー」に出演した元フジテレビ局アナで弁護士の菊間千乃氏が、あまりに進まなすぎるワクチン接種に「恐怖すら覚える!」と発言した。

菊間氏は「ニューヨークでは今、40%ぐらいの方が打っていて、30%弱の方がもう2回目を打っている。それでレストランは12時までオープンしていいようになっている。世界中で経済が動きだしている所は、ワクチンがスムーズにいっている所」と解説。

続けて「日本の接種率の低さ、これではどんどん世界中から日本だけが置いて行かれるんじゃないかと、恐怖すら覚えますね」と危惧している。

世界を舞台に活躍していた日本のビジネスマンも、ワクチンが打てなければ海外に出られない状況に陥りかねない。他国にできることが、なぜ日本にはできないのか? このままでは、国民の命を守れない政府になってしまう。

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