【19日】長崎県内3市1町 10人新型コロナ感染

19日発表の市町別感染者数(左)、新型コロナウイルス感染者の入院状況 (18日午後7時現在)

 長崎県と佐世保市は19日、3市1町で新たに計10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。クラスター(感染者集団)が発生している諫早市の横尾病院では新たに入院患者1人の陽性が判明し、同病院関連は計22人となった。
 佐世保市の4人のうち長崎国際大の20代女子学生は、クラスターが発生した男子バレーボール部員の濃厚接触者。50代男性会社役員は県外陽性者の濃厚接触者、30代自営業男性と年代非公表の女性会社員は、17日に感染が公表された市内の40代女性会社員の接触者だった。
 東彼川棚町の3人は同町の陽性者の濃厚接触者。諫早市の30代女性会社員は2週間以内に県外出張があり、県外陽性者の濃厚接触者として検査をしていた。平戸市の30代男性施設職員は17日に発熱し、18日の検査で判明。不特定多数と接触する仕事ではないという。
 一方、十八親和銀行(長崎市)は19日、彼杵支店(東彼東彼杵町)に勤務する男性職員1人の感染が判明したと発表。同支店職員の感染は計5人になった。


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