第60回江山会日本画展が4月23日から25日まで開催  2年分の作品約60点が並ぶ

▲國重英昭「昭和を支えた者・物・もの」

 今回60回目を迎える「江山会日本画展」が、4月23日(金)から25日(日)の午前9時から午後5時(最終日は4時)まで、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。入場無料。

 江山会(TEL083-929-3630)は、「日本南画界の重鎮」と評される松林桂月の系譜を継ぐ日本画家・金重菱江(1895~1967)を師として、戦後間もない頃に開かれた画塾が祖。日本画の会としては、山口県内で最も歴史が古いとされる。

 現在は、指導者の下で一つの流派を形成するという在り方ではなく、60代から80代の同好の士11人が、月2回の勉強日を通じてお互いに刺激を受け、批評しあいながら、自由に創作を楽しんでいる。

 同会では「2020年は、新型コロナウイルス感染予防のため、作品展を開催することができなかった。今年は2年分の作品を約60点展示する。ぜひ、ご覧ください」と来場を呼びかけている。

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