オーガスタ女子アマVの梶谷翼が会見 時差ボケを生かして松山の快挙を「いい時間に見られました」

リモート会見を行った梶谷翼(JGA提供)

男子の海外メジャー「マスターズ」の前週に行われた「オーガスタナショナル女子アマ」で優勝した梶谷翼(17=滝川二高3年)が20日、地元の岡山からリモートで会見を行った。

松山英樹(29=LEXUS)とオーガスタで日本人の〝2週連続優勝〟を果たしたニューヒロインは「ホールアウトして『プレーオフの可能性がある』と聞くまで優勝争いをしているとは知りませんでした」。

プレーオフが決まった時には「何ホールになるかは分からないけど、他の人より多く(オーガスタを)回れるのでラッキーって感じでした」と当時の心境を明かした。

帰国後の自主隔離期間には松山が制した「マスターズ」をテレビ観戦。「時差ボケに悩まされていたんですけど、この際だから直さずに『マスターズ』を見ようと思って、いい時間に見られました」。多くの日本のゴルフファンとは違い、眠い目をこすりながらではなかったようだ。

「自分も男子だったらいいのにと思って見ていました」。米男子ツアーを見てあこがれを抱き、プレーを参考にしてきただけに同じ舞台に立てないことを残念がった。

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