【体操】東京五輪ピンチか…全日本6位の北園丈琉が「右ヒジ靭帯損傷」と診断

18日の全日本体操個人総合選手権で鉄棒から落下した北園丈琉(代表撮影)

日本体操協会は20日、全日本選手権(高崎アリーナ)の鉄棒で落下して負傷した18年ユース五輪5冠の北園丈琉(18=徳洲会)が「右ヒジの靱帯損傷」と診断されたことを発表した。

北園は「全日本選手権では6位という結果でしたが、予選含めて手ごたえも感じています。怪我をしてしまったことは残念ですが、後ろ向きにならずにNHK杯、東京オリンピックに向けて治療と練習に専念したいと思っています」とコメント。一方、アテネ五輪団体金メダルで徳洲会の米田功監督(43)は「怪我をしてしまったことは非常に残念ではありますが、NHK杯、そしてオリンピックに向けて今出来ることをやっていきたいと思っています。徳洲会体操クラブとしても引き続きサポートしてまいります」としている。

五輪直前にピンチに陥ったが、まだ五輪出場のチャンスは残されている。まずは5月のNHK杯(長野)に調整を合わせたいところだ。

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