北京、初のスマートコネクテッドカー政策先行エリアを構築―中国

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乗車し、コードをスキャンすると、1台の黒いタクシーが、運転手の操作を受けず動き出し、横断歩道の前で歩行者に道を譲り、赤信号になると自動的に停車し、目的地に到着すると、路端に停車することもできた。北京日報が伝えた。
これらの自動運転タクシーは、北京で急成長期を迎えている。昨年9月に世界初のハイレベル自動運転モデルエリアを設立したことに続き、北京市は中国初のスマートコネクテッドカー政策先行エリアの構築を開始した。政策先行エリアは5大類・18件の先行試験政策措置のサポートにより、自動運転車の無人化テスト、商業運営、高速道路テストを真っ先に実施する。
■無人化:年内に真の無人を模索
運転手がいないが、現在の自動運転タクシーの操縦席には安全担当者が座っている。将来的にこの安全担当者は助手席、さらに後部座席に移り、最終的に車から出ることになる。
経済技術開発区管理委員会の孔磊(コン・レイ)副主任は「安全担当者が車から出た後も、遠隔監視を行う担当者を配置する。百度はすでに無人化テストの第1段階を開始しており、安全担当者を助手席に移している。無人化テストが比較的安全で、事故がなく一定の基準を満たしたと証明された上で、政策先行エリアは今年、安全担当者を完全に車から出すことを検討する。ただ、車の運転エリアには一定の制限がある」と説明した。
■商業化:自動運転タクシーの料金受取が可能に
ワンタップでコールする自動運転タクシーも、政策先行試験に伴い真の商業運営時代に入る。
現在模索中の自動運転タクシーは無料予約のみ提供されており、台数が比較的少ない。業界内では、将来的にひとたび商業化運営に入れば台数が増加し、オンライン配車のように市民に利便性をもたらす見込みだ。
今回の「北京市スマートコネクテッドカー政策先行エリア全体実施案」は、十分に検証されたスマートコネクテッドカーが政策先行エリアで真っ先に試験運行及び商業運営サービスを展開することを奨励する。これには自動運転移動サービス、スマートコネクテッド路線バス、自動運転物流車両、利用者に代わる自主駐車などの大規模試験運行及び商業運営サービスが含まれる。企業は商業運営中に料金受取サービスを提供できると明らかにした。
■新たな進展:6本の高速道路が徐々に自動運転テストに開放
データによると、北京市の現在までの自動運転テスト開放道路は200本で、全長699.58キロメートルに上り、テスト安全走行距離は268万キロメートルを超えている。ただし、既存のテスト開放道路は都市内の道路に集中しており、自動運転は本格的な高速道路テストの段階に入っていない。高速道路でのテストは、政策先行エリアで先に実現される。
同案では、北京地域で6本・計143キロメートルの高速道路を選択し、具体的な状況に基づき次第に開放し、自動運転車に向けた大規模な高速道路テスト環境を構築し、高速道路幹線物流などの自動運転応用シーンの実現を急ぐことが明らかになった。この6本の高速道路は次の通り。京津高速北京区間、京台高速北京区間、大興空港高速道路、南五環接続道路、南六環接続道路、大興空港北線高速道路。(提供/人民網日本語版・編集/YF)