後輩の職員に暴行してけがを負わせたとして、綾瀬市は20日、消防本部消防署の男性消防士長(42)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分とした。
また、事案を把握しながら市の担当部署に報告しなかったとして岡田良春消防長(55)も戒告の懲戒処分とした。
市によると、消防士長は3月15日、消防署北分署(同市寺尾本町2丁目)の食堂で、30代の男性消防副士長の左脚を蹴って2~3週間のけがを負わせた。
消防士長は「(消防副士長から)訓練の事前連絡のメールを送ってもらう約束をしていたが、送信がなかったので腹が立った」などと話している。