カープ森下、プロ22試合目で初の連敗

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【広島―ヤクルト】七回、ヤクルト1死三塁、川端の右前適時打で勝ち越され、森下(左から2人目)の周りに集まる広島ナイン

【広島1―2ヤクルト】(20日、マツダ)

 1―1の七回、広島の森下暢仁は四球、暴投などでピンチをつくり、川端に勝ち越し打を浴びた。打線は四回、長野久義が先制打。六、八回の得点機はともに4番鈴木誠也が凡退し、勝利に導けなかった。

 森下にとって、初めての屈辱となった。7回を5安打、2失点の力投が報われず、負け投手に。前回登板の14日の阪神戦に続く敗戦で、プロ22試合目にして初めての連敗を喫した。

 勝負どころで粘れなかった。1―1の七回1死三塁だった。代打川端を2ボール、2ストライクと追い込んだ後、投げ込んだ低めへの直球。捕手坂倉将吾が構えた内角からシュート回転し、真ん中へ入った。それをうまく右前に運ばれ、勝ち越される。2試合連続で負けたことがなかった森下が、ついにやられた。

 中5日のマウンド。登板前日の19日には「気にせず、投げるところでしっかりと」と語っていた。意気込みとは裏腹に、球が高く浮き、終始苦しい内容。四球は今季最多の4を数えた。投げる時に体の開きが早くなっており、従来の良さが出なかった。

 調子が悪いなりにヤクルト打線を抑えたのが、高い能力の証し。エースの大瀬良大地が故障で離脱したことについては「自分ができることは限られている。特に変わることなく」ときっぱり。冷静さを失わない2年目右腕への期待は、これからさらに高まっていく。