ポケットマルシェが食材とセットの「食べもの付き情報誌『東北食べる通信』」を単行本化、オレンジページより5/6発売!東北生産者20人の物語を、東北の風景や食材写真と共に楽しめる1冊

 生産者と消費者をつなぐ国内最大級の産直アプリ「ポケットマルシェ」を運営する株式会社ポケットマルシェ(岩手県花巻市)は、食べもの付き情報誌『東北食べる通信』を単行本化し、5月6日に発売する。タイトルは「人と食材と東北と つくると食べるをつなぐ物語『東北食べる通信』より」。東日本大震災から10年というタイミングで同社が推進する「東北応援プロジェクト」の一環で、これまでの「東北食べる通信」の取り組みを単行本化という形でまとめ直すことで、生産者の哲学やこだわり、東北の食の豊かさをより多くの方に届けたいという。

 「東北食べる通信」は、毎月1回、独自の哲学やこだわりをもった生産者を特集した情報誌と、彼らが手掛けた食材がセットで届く、食べもの付きの情報誌。消費者は食材の裏側や作り手の生き様を知り、特集された生産者の食材を楽しみ、生産者と読者のみが参加できるSNS上のグループや対面イベントで直接交流を行うことができる。2013年7月創刊以来94号を刊行し、100名以上の生産者を取り上げてきた。

 そのルーツは東日本大震災にある。同社代表の高橋博之氏は、被災地で生産者と都市からボランティアで訪れた消費者が直接つながることによる「共助」の関係性構築を目にした。食材とその裏側にある農漁業の物語を都市住民へ届けることで、分断された生産者と消費者がつながり、「共助」の関係を日常から生み出すことができるのではないかと考えたという。

 単行本には、2013年8月号から2018年10月号までに発行した「東北食べる通信」から、計20名の生産者のエピソードを抜粋して掲載するほか、東北6県の美しく迫力のある風景写真をメインに、掲載食材を実際に使用しているシェフのインタビューなども収録予定。

〈概要〉
掲載内容:Part1:大地からの贈り物(野菜)/Part2:天然のスイーツ(果物)
Part3:水が育む恵み(水産物)/Part4:ともに生きる(畜産物)
出版社 : 株式会社オレンジページ
価 格 : 定価 2,530円
発売日 : 2021年5月6日
販売箇所 : Amazon、全国書店など
※販売開始日は店舗により異なる
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