クロース、「スーパーリーグ出るなら引退する」宣言をしていた

先日大々的に発表された欧州スーパーリーグ構想。すでに12のクラブが参戦を表明しているという。

UEFAチャンピオンズリーグを脱退して新しい大会を作るという計画で、15のクラブが成績にかかわらず常に参加するというクローズドなシステムになると発表された。

レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長がその計画のトップに立つことが発表されており、その発言には大きな注目が集まっている。

しかし『Sport1』によれば、レアル・マドリーのMFトーニ・クロースは兄弟とのポッドキャスト『EinfachmalLuppen』でスーパーリーグに対して以下のように話していたという。

トーニ・クロース

「残念ながら、我々は選手であるからして決定権はない。FIFAやUEFAの操り人形にすぎないからね。

もし選手の組合があったのならば、サウジアラビアでスペイン・スーペルコパを行うことはなかっただろうし、UEFAネーションズリーグもすることはなかったさ」

フェリックス・クロース

「この欧州スーパーリーグ、そしてUEFAネーションズリーグで優勝することに価値があるのだろうか?

伝統は最も重要だ。誰もが1954年の大会で優勝した世界王者を知っているが、では最近UEFAネーションズリーグで優勝したチームは?誰も知らない。それはお金が全てだからだ」

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トーニ・クロース

「僕は、物事が順調に進んでいるときはそのままにしておいてほしいということを好む人間だ。チャンピオンズリーグも、EUROも、リーグも、一流の商品だ。

我々無しでやってほしいところだね。参加しない。やめるのにいい時期かもしれないね」

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