欧州スーパーリーグ撤退でマンUの株価急落 ハーランド獲りに影響も?

エド・ウッドワード氏(ロイター)

欧州スーパーリーグ(ESL)からの撤退を表明したイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの株価が急落したと、英紙「デーリー・スター」が伝えている。

18日にESL創設が発表されると、マンチェスターUの株価は徐々に上がったものの、同紙によると「副会長で最高経営責任者(CEO)のエド・ウッドワードが辞任を選択したことで夕方にマンチェスター・ユナイテッドの株価が急落した」と報じた。

実際にニューヨーク市場では19日に17ドル後半まで値を上げていたが、最終的には16・22ドルまで下げている。同紙は「クラブの株価に影響が出たようだが、不確実性は高まり続けている」と、CEOの退任と、ESLからの撤退で先行きは不透明と伝えている。

ウッドワード氏は2005年にマンチェスターU入り。16年にフランス代表MFポール・ポグバ(28)の獲得などチームの戦力補強でも貢献しており、13年からCEOとしてクラブに尽力していた。正式退任は年末になるというが、今夏の加入がささやかれているドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(20)の獲得にも大きな影響が出そうだ。

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