昨年のM―1覇者「マヂラブ」にすり寄る吉本の先輩ピン芸人

左からマヂラブ村上、野田、田中副社長、陣内

吉本興業のピン芸人・陣内智則(47)と若手コンビ「マヂカルラブリー」が21日、大阪・道頓堀にグローバル旗艦店を翌日オープンする「くら寿司」の記者発表(都内)でイベント初共演した。

マヂラブの野田クリスタル(34)によれば「(昨年の)M―1(グランプリ)優勝後、ずっと陣内さんが近くにいる」という。相方の村上(36)も「一番会ってる先輩」と証言。

陣内が「もっと(一緒に)いたいね」と声を掛けると、野田は「セットで呼ばれたいです」と言わされ!?、村上も「だんだん分かってきますもん、間合いとか。この3人、すごいしゃべりやすくなってます」と明かした。

昨年末からくら寿司のアンバサダーを務めているのは、大先輩コンビ「ダウンタウン」だ。マヂラブと陣内でその座を狙ったら?と記者から茶化されると、陣内はいきなり、この日プレゼンターを務めたくら寿司の田中信副社長をディスり始めた。

「副社長がね、浜田(雅功)さんに一度、なんか頭を叩かれたっておっしゃってごあいさつ来られたんですけど、浜田さんが頭叩く意味分かるなぁ」。野田も「叩きやすいですもんね」とニヤニヤすれば、陣内もまた「叩きがいがあるなぁ」と田中副社長の坊主頭をイジる。

果ては村上が「あの人ホントに副社長なんです? さっきここ会場入ってくるとき、こんなでしたよ」と歩き方をまねて「背中とか丸まりまくってます。大丈夫ですかアレ」と〝アレ呼ばわり〟。

悪乗りが止まらない3人は、最後まで「(くら寿司と)仲良くしていきたいですね」(村上)、「ぜひ、いきたいですね」(陣内)と確かに息ピッタリだった。くら寿司は大阪に本社を置く回転寿司チェーンだけに、こんなノリが好きなはずだ。

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