「鷹の祭典」で着用の“カチドキレッド”は縁起物? 過去は高勝率&日本一

「鷹の祭典 2021」の専用ユニホームを着用したソフトバンク・周東佑京(左)とリバン・モイネロ【写真提供:福岡ソフトバンクホークス】

2010年は3連勝&14年は6勝2敗、赤のストライプ使用の17年も6勝2敗

ソフトバンクは21日、今年の「鷹の祭典」で着用する専用ユニフォーム「鷹く!レッド2021」を発表した。ベースカラーの“カチドキレッド”は、2014年の「鷹の祭典」以来で、これまで高い勝率を誇っている。

ソフトバンクの人気イベント「鷹の祭典」が6月28日の西武戦(京セラドーム)を皮切りに北九州、宮崎など地方開催を含む全9試合で開催される。今年の専用ユニフォームは「鷹く!レッド2021」だ。

ベースに使われるカチドキレッドは2010年の「鷹の祭典」で初めて採用され、西武に3連勝。シーズン終盤に西武と激しい優勝争いをする中、本拠地での最後の西武戦では「鷹の祭典」にあやかるべく、ファンに赤いものを身に着けて来場するよう呼びかけた。そこで3連勝を飾ったソフトバンクは優勝目前だった西武を逆転。シーズン最終戦で見事にリーグ優勝を決めた。

カチドキレッドは2014年の「鷹の祭典」でも採用され、8試合を6勝2敗。また2017年の「鷹の祭典」では白地にカチドキレッドのストライプラインが使われ、同じく8試合を6勝2敗だった。カチドキレッドが使われた3度の「鷹の祭典」は、トータルで15勝4敗と高い勝率を誇り、いずれも最後には日本一に輝いている。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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