水鳥真美国連特別代表、ボアオ・アジアフォーラムで災害管理の整備を呼びかけ

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水鳥真美国連特別代表、ボアオ・アジアフォーラムで災害管理の整備を呼びかけ

20日、サブフォーラムでビデオを通じてあいさつする水鳥真美氏。(博鰲=新華社記者/胡暁格)

 【新華社ボアオ4月21日】中国海南省博鰲(ボアオ)で開催されたボアオ・アジアフォーラム2021年年次総会で20日、サブフォーラム「災害管理と持続可能な発展」が開かれ、国連事務総長特別代表(防災担当)の水鳥真美氏がビデオ方式であいさつした。水鳥氏は、国連が認定した40余りの後発開発途上国のうち、20カ国しか国家減災計画を制定しておらず、災害管理の整備を加速させなければならないと強調した。

 国連が昨年発表した報告書「2000~2019年における災害の人的コスト」によると、2000〜19年に世界で7348件の自然災害が記録され、123万人が死亡した。被災人口総数は40億人で、世界にもたらした経済損失は2兆9700億ドル(1ドル=約108円)に達した。水鳥氏は災害について、大きな損失をもたらし、発展の効果を弱めるため、リスクを削減するとともに、リスクを防ぐ枠組みを確立する必要があると述べた。

 水鳥氏はまた、減災・防災を経済計画と組み合わせる必要があり、新型コロナウイルス感染症からの回復計画では、災害リスクの低減と気候変動の管理を組み入れるべきだと指摘。国際的な災害管理業務を強化し、特に発展途上国が災害に対する自己管理能力を高めることで、持続可能な発展を実現すべきだと強調した。(記者/胡暁格)