イタリア・セリエAのユヴェントスは、欧州スーパーリーグのプロジェクトから脱退する方針であることを表明した。
4月19日にヨーロッパの12クラブによって同時に発表された欧州スーパーリーグ構想。レアル・マドリーを中心としたビッグクラブがUEFAチャンピオンズリーグを脱退し、新たなコンペティションを立ち上げるというものだった。
しかしながらそれから2日が経過し、イングランド・プレミアリーグの6クラブが参加の撤回を発表。
さらに21日にはアトレティコ・マドリーも取締役会での協議の結果脱退する方針を決定し、残りは5クラブとなっていた。
そして今回ユヴェントスもそれに続いて欧州スーパーリーグのプロジェクトから離れるという意思を表明。
まだ手続きは完了していないものの、「このプロジェクトの競技面や商業面、そして法的な前提での健全性を確信しているものの、当初考えられた形で進められる可能性が少ない」として参加を取りやめることを決めたとのことだ。
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これにより、スーパーリーグ計画に残ったクラブはバルセロナ、レアル・マドリー、ミラン、インテルの4つとなった。