浅香あき恵 チャーリー浜さんを偲ぶ「大きな声でいてるだけでその場所が明るくなった」

浅香あき恵

吉本新喜劇女優の浅香あき恵(64)が21日、誤嚥性肺炎のため18日に亡くなったチャーリー浜さん(享年78)を偲んだ。

浜さんが「浜裕二」として二枚目を演じていたころから共演し、相手役も務めてきた浅香は「ある時から自分でチャーリーと言いはじめ、チャーリーと呼ぶと喜んでくれるので、兄さんでもなくチャーリーさんでもなく、常にチャーリーと呼んでた記憶があります。キャラクターも定まってきたころ、チャーリー浜と改名してしまったけど、そこからもチャーリーと気軽に呼ばせてもらいました」と明かした。

1991年に浜さんのギャグ「…じゃあ~りませんか」が日本新語・流行語大賞を受賞。全国区の知名度を得るようになったこともあって「新喜劇が全国区に進むキッカケを作ったのもチャーリー」と功績をたたえた。

浅香は「常に大きな声でいてるだけでその場所が明るくなったように思います。まつ毛が長くて、いつもカールしてるまつ毛が自慢だったようで『まつ毛長いですね』って言うと『そうやろ』って、メガネを取ってパチパチと瞬きしてくれました。おちゃめなチャーリーの笑顔が今も浮かんできます。天国でもビブラートが響くあの歌声で『釜山港へ帰れ』を聴かせてあげてください」と偲んだ。

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