きょう（木）も、気温の高い状態が続き、関東から西では25℃以上の夏日になる所が多い見込み。名古屋は28℃、東京は27℃まで上がる予想となっている。昼間は汗ばむくらいとなり、朝との気温差が大きくなるため、体調を崩さないように気をつけたい。空気の乾燥も進むため、火の元にも注意が必要となる。

晴れて気温上昇　関東から西は夏日

　きょうも高気圧に覆われて、晴れる所が多くなる。

　けさは、きのう（水）より冷えている所もあるが、日差しと暖かな空気で気温がぐんぐん上がる見込み。関東から西では夏日になる所が多くなりそうだ。

　日中の気温はきのう（水）よりさらに高くなる所もあり、東京は27℃と7月上旬並みで、汗ばむ陽気となる見込み。

　一日の気温差が15℃以上と、かなり大きくなるため、調節のしやすい服装を心がけたい。

　湿度は低いものの、日差しのもとでは暑いくらいとなるため、屋外での作業などは注意が必要だ。

22日（木）の予想最高気温

　29℃ 日田（大分）　

　28℃ 名古屋、岐阜、佐賀、熊本など

　27℃ 東京、奈良など

　26℃ 土浦（茨城）、熊谷、京都、大阪、福岡など

また、空気の乾燥が続くため、火の元にも注意が必要となる。

　全国的には朝から晴れる所が多いものの、北海道は寒気が流れ込んでいる影響で、東部を中心に午前中は雪や雨の降る所が見込み。ただ、昼ごろから回復に向かい、次第に晴れ間が戻る見通し。北海道では、札幌の予想最高気温が11℃など、この時季としては低い所もあり、昼間もひんやりと感じられそうだ。

台風2号　沖縄の南へ　太平洋側もうねりに注意

　非常に強い台風2号は、午前3時現在フィリピンの東を北上している。きょうは次第に進路を東よりに変えて、沖縄の南へ進む見込み。沖縄や奄美はうねりを伴った高波や、強まる風に注意が必要となる。

　西日本や東日本の太平洋側にもうねりが入るため、注意が必要だ。

　また、台風の北上に伴って湿った空気が流れ込むため、沖縄では雨が降りやすくなる。小笠原諸島も、週末から週明けにかけて、高波などの影響が出るおそれがあるため、今後も最新の情報に注意が必要となる。

（気象予報士・及川藍）