【ボクシング】V8戦に臨む寺地拳四朗が圧勝宣言!「最高のパフォーマンスを見せるだけ」

ポーズをとる寺地拳四朗(左)と久田哲也

ボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(24日、エディオンアリーナ大阪)の調印式が22日、大阪府内で行われ、同級1位の久田哲也(36=ハラダ)とのV8戦に臨む王者の寺地拳四朗(29=BMB)が圧倒的な勝利を宣言した。

飲酒騒動で日本ボクシングコミッション(JBC)から3か月のライセンス停止処分を受けたため、2019年12月以来、約1年4か月ぶりの試合となるが「本当に勝つだけ。体調もいい。いつも通りの戦いができれば問題ない。焦らず自分のペースで戦えたら」と余裕の笑みを浮かべた。

試合が行われる大阪府では、前日の新型コロナウイルス新規感染者が過去最多となる1242人確認されるなど、3回目の緊急事態宣言の発出が間近となっている。

コロナ禍に苦しむ人たちへどんな戦いを届けたいかを問われると「感染者が大阪でも東京でも増えている。声を出さないとか(観戦ルールを)しっかり守ってもらって。僕は最高のパフォーマンスを見せるだけなんで、皆さんが声が出ないくらい強い試合がしたい。圧倒的な強さで勝つ」と強気な姿勢を見せ、出撃態勢が整っていることをアピールした。

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