「シャークナゲット」29日から提供 サメ使い新メニュー うみがたりレストラン

 上越市五智2の市立水族博物館「うみがたり」内レストラン「レストランテ・ロス・クエントス・デル・マール」は29日から、新メニュー「シャークナゲット」を販売する。

 上越の食文化として知られるサメを使ったナゲットで、魚住かまぼこ店(同市春日新田5)と共同開発した。宮城県で水揚げされたヨシキリザメの身を、同社の石臼を使って練り上げている。

 サメを使った新メニューを作りたいと、レストラン側から魚住かまぼこ店に持ち掛け、5カ月の開発期間をかけた。表面はカリッと、中身はほろほろと崩れるナゲットらしい食感や、サメの風味を残す味付けに苦心した。

レジャー施設のスナックとして人気のナゲットを、サメを使って開発。新たな看板メニューを目指している

 同レストラン店長の中山澪さんは「市外から訪れるお客さまにはサメを新鮮に受け止められている。店の名物にし、上越の食文化を楽しんでもらえるようにしたい」と話している。

 5個入り(約100グラム)で税込み450円。通年販売する。

© 株式会社上越タイムス社