警察批判番組制作者に有罪、香港

記者協会「報道の自由への弾圧」

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香港の裁判所に入る番組プロデューサーの蔡玉玲氏(中央)=22日(共同)

 【香港共同】香港で2019年に抗議デモ参加者が襲撃された事件を巡り警察を批判的に報じた公共放送RTHKのドキュメンタリー番組制作者が、事件関係車両の所有者を割り出そうとナンバー照会をしたことが「道路交通条例」違反に問われた問題で、裁判所は22日、制作者に罰金6千香港ドル(約8万円)の有罪判決を言い渡した。

 香港記者協会は、ナンバー照会は通常の取材手法だとして、制作者の摘発は「報道の自由への弾圧だ」と批判している。

 有罪判決を受けたのは、フリーの番組プロデューサー、蔡玉玲氏。昨年11月にこの問題で逮捕された後、番組制作から外されている。