【新型コロナ】インド由来の二重変異株、これまで国内で5件確認

 加藤勝信官房長官は4月22日の午後の定例記者会見で、現在インドでの第2波の要因と見られている新型コロナウイルスの二重変異株「B.1617」が、国内でもこれまで5件確認されていることを明らかにした。

「水際対策など徹底」

 いわゆる「B.1617」はインド国内で最初に確認された変異株の1つで、感染力とワクチンの免疫回避能力の両方が強まっているとされており、インド国内で現在起きている感染再拡大の要因とみられている。

 加藤官房長官はこの変異株について、これまでに国立感染研究所の解析で、国内において5件確認されていることを明かし、引き続き情報収集などを進め、水際対策の強化などで感染防止対策を徹底したいと述べた。

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