多選禁止条例に3期目の神奈川・黒岩知事「改正、廃止はない」

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インタビューに応じる黒岩知事=22日午前、県庁

 神奈川県の黒岩祐治知事は22日、知事の任期を連続3期までとする多選禁止条例について、改正や廃止は必要ないとの考えを示した。就任10年に合わせた神奈川新聞社のインタビューで、「条例を変更しようとは思わない」と述べた。

 条例は松沢成文前知事時代の2007年に公布したが、在任期限を制度化するには法改正が必要なため、施行はされていない。

 黒岩知事は、条例が施行されていない現状を踏まえ、「条例があっても効力はない。そこで『出ます』と言った場合、その候補にとってはマイナス要素だが、最終的には有権者が判断することだ。選挙はそういうものではないか」と語った。

 知事は現在3期目で、任期は23年4月まで。自身が4期目を目指すかは「残された2年の任期、全力を挙げて仕上げていく。これで頭がいっぱいだ」と述べるにとどめた。