伊勢原市出身の東京五輪競泳代表・塩浦選手「表彰台目指す」市長訪問

東京五輪への意気込みを語る競泳男子400メートルリレー代表の塩浦慎理選手=伊勢原市役所

 伊勢原市出身で東京五輪の競泳男子400メートルリレーの代表に決まった塩浦慎理選手(29)が22日、同市役所を訪れ、髙山松太郎市長に活躍を誓った。

 塩浦選手は市立比々多小、山王中を卒業。2016年のリオデジャネイロ五輪にも出場しており、2大会連続の五輪出場となる。「ベテランの立場で、リレーチームに安心感をもたらし、表彰台を目指したい」と決意表明。さらに「地元の子どもたちの目標であり続けたい。(コロナ禍で)どのように開催されるか不透明だが、地元での開催なので多くの声援を受けながら泳ぐことができればうれしい」と話した。

 髙山市長は「伊勢原市からはトランポリンの堺亮介選手も出場するので、とても誇らしい。よい成績を残せるように市民と応援したい」と激励し、花束を手渡した。

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