Radixx、旅客サービスシステムで障害 日本のLCC2社の障害に関連か

Radixxは4月22日、予約システムでセキュリティインシデントが発生し、契約先の航空会社約20社が影響を受けているたことを明らかにした。

4月20日に、クラウドベースの旅客サービスシステム「Radix Res」に関連する、異常なアクティビティを確認した。調査の結果、マルウェアに感染していることがわかった。問題を特定の上、数日かけてサービスを復旧させるとしている。他のサービスや利用者情報を含むデータベースには影響なかった。4月21日午前より、ピーチ・アビエーションとZIPAIR Tokyoの予約システムに障害が発生している。

Radixxは、セイバー・コーポレーション子会社で、格安航空会社(LCC)向けに、インターネット予約エンジン「Radixx ezyCommerce」、ディパーチャーサービススイート「Radixx Go」などのサービスを提供している。

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