土曜日の天気

　あす24日（土）も広く高気圧に覆われるため、本州から九州にかけて晴れる所が多くなりそうだ。

　雲の広がる所はあるが、にわか雨はほとんどない見込み。

　ただ、北海道は天気が下り坂で、夕方以降は道北や道央を中心に雨が降りやすくなりそうだ。

　また、沖縄は明け方まで、奄美では昼過ぎまで雨が残る見通し。

　日中の最高気温は平年並みか高く、昼間は全国的に過ごしやすくなるが、一日の気温差に注意が必要となる。

　特に北海道はその差がかなり大きく、札幌は最低気温が6℃、最高気温は6月中旬並みの20℃予想で、15℃近くの気温差が予想されている。

　激しい寒暖差で体調を崩さないよう、服装選びなど気を付けたい。

日曜日の天気

　25日（日）は西日本では晴れるが、東日本や北日本では傘の出番がありそうだ。

　北日本や北陸は上空の寒気の影響で雨雲がかかりやすく、北海道では雪になる所もある見込み。

　また、関東付近も不安定な天気で、特に午後から夜にかけて雨が降りやすくなりそうだ。

　まったく降らない所もあるが、お出かけには雨具を準備しておきたい。

　日中の気温は北日本では土曜日より大幅に低く、北海道では旭川や網走など、5℃に届かない所もありそうだ。

　北陸も新潟あたりでは空気がヒンヤリと感じられそうだが、関東から西では22℃前後まで上がる見通し。

　台風2号は23日午後3時には沖縄の南を1時間に20キロの速度で北東に進んでいる。

　台風は今後、勢力を弱めながら海上を東へと進み、沖縄からは離れていくが、25日（日）頃まではうねりを伴った高波に警戒が必要だ。

（気象予報士・多胡安那）