スーパーフォーミュラ・ライツ第4戦/第5戦鈴鹿は名取鉄平がダブルポールポジションを獲得

 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は4月23日、第2大会の第4戦/第5戦の公式予選が行われ、名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が第4戦/第5戦ともにポールポジションを獲得した。

 今回のスーパーフォーミュラ・ライツ第2大会は、NGKスパークプラグ 鈴鹿2&4レースのなかで開催されることから、変則的に4月23日(金)16時45分から公式予選が行われた。今回の予選では、いつもどおりベストタイムで第4戦のグリッドが、セカンドベストで第5戦のグリッドが決まる。

 4月22日から行われた3回の専有走行では、4月22日の専有走行1回目では、今回スーパーフォーミュラとダブルエントリーとなるジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM’S 320)がトップタイム。専有走行2回目、3回目では名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)がトップタイムをマークした。とはいえ上位は僅差で、白熱の予選が予想された。

 夕焼けがさす16時45分からの公式予選では、名取と佐藤蓮(TODA FIGHTEX)は遅れてアタックへ入っていくなか、まずは河野駿佑(RS FINE K&N 320)が1分52秒853をマーク。これがターゲットとなっていく。

 そんななか開始から9分というところで、三宅淳詞(MAX RACING 320)が1分52秒801へタイムアップ。さらに開始から10分というタイミングで、名取が1分52秒187をマーク。トップに躍り出た。さらに、佐藤がアタック5周目で1分52秒442をマーク。各車が一度アタックを終えてピットに戻ったタイミングでは、名取が首位で佐藤、三宅、河野、アレジと続くトップ5となった。

 各車は一度ピットに戻り、残り10分ほどというタイミングでコースイン。2セット目のニュータイヤでのアタックに臨んでいく。残り時間が少なくなるなかで各車がセクターベストをつけ続けていくが、まずはアレジが1分51秒943をマーク。その直後、野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM’S 320)が1分51秒914へ。目まぐるしくトップタイムが入れ替わった。

 しかし、そんななか1分51秒296で第4戦のポールポジションを決めたのは名取。さらに翌周も1分51秒677をマークし、第5戦のポールポジションも獲得してみせた。

 2番手には野中がつけ、自己ベストグリッドを更新。佐藤が3番手、アレジが4番手、平良響(Kuo カローラ中京 TOM’S 320)が5番手につけた。第5戦は名取がポール、2番手には佐藤が続き、アレジ、平良、三宅というトップ5となった。

 Buzz presents 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は、4月24日の15時10分にスタートが切られる。

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第4戦鈴鹿公式予選結果

Pos M No Driver Car Name Team Best Time

1

50 名取鉄平 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM 1’51.296

2

1 野中誠太 Kuo カローラ中京 TOM’S 320 TOM’S 1’51.914

3

2 佐藤蓮 TODA FIGHTEX TODA RACING 1’51.931

4

36 G.アレジ Deloitte. TOM’S 320 TOM’S 1’51.943

5

37 平良響 Kuo カローラ中京 TOM’S 320 TOM’S 1’52.241

6

10 三宅淳詞 MAX RACING 320 ルーニースポーツ 1’52.324

7

35 河野駿佑 RS FINE K&N 320 RS FINE 1’52.646

8

5 入山翔 Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM 1’53.762

9 M 4 今田信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING 1’54.115

10

30 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING 1’54.377

11 M 51 畑享志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING 1’56.109

12 M 11 植田正幸 MAX RACING RN320 ルーニースポーツ 1’56.884

天候:晴れ 路面:ドライ

全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5戦鈴鹿公式予選結果

Pos M No Driver Car Name Team 2nd Best

1

50 名取鉄平 Byoubugaura B-MAX Racing 320 B-MAX RACING TEAM 1’51.677

2

2 佐藤蓮 TODA FIGHTEX TODA RACING 1’52.039

3

36 G.アレジ Deloitte. TOM’S 320 TOM’S 1’52.232

4

37 平良響 Kuo カローラ中京 TOM’S 320 TOM’S 1’52.336

5

10 三宅淳詞 MAX RACING 320 ルーニースポーツ 1’52.443

6

35 河野駿佑 RS FINE K&N 320 RS FINE 1’52.853

7

1 野中誠太 Kuo カローラ中京 TOM’S 320 TOM’S 1’52.903

8

5 入山翔 Albirex-RT ALBIREX RACING TEAM 1’53.978

9 M 4 今田信宏 JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING 1’54.216

10

30 DRAGON TEAM DRAGON B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING 1’54.414

11 M 51 畑享志 A-NeKT with B-MAX 320 B-MAX ENGINEERING 1’56.285

12 M 11 植田正幸 MAX RACING RN320 ルーニースポーツ 1’57.244

天候:晴れ 路面:ドライ

名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)
野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM’S 320)
佐藤蓮(TODA FIGHTEX)
ジュリアーノ・アレジ(Deloitte. TOM’S 320)
スーパーフォーミュラ・ライツ2021年第4戦/第5戦のポールポジションを獲得した名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)
平良響(Kuo カローラ中京 TOM’S 320)
河野駿佑(RS FINE K&N 320)
スーパーフォーミュラ・ライツ2021年第4戦/第5戦鈴鹿の予選を見つめるB-MAX ENGINEERINGのピット

© 株式会社三栄