マイナカード、普及に強い意欲 武田総務相

 武田良太総務大臣は25日の記者会見で、2022年度末にはマイナンバーカードがほぼ全国民に行き渡ることを目指して普及に取り組むと改めてカード普及に強い意欲を示した。

 武田大臣は4月21日時点でナイナンバーカードの有効申請受付が累計で約4767万枚(うち交付済件数は約3733万枚)になり、3月31日時点に比べ約218万枚増加したとした。

 増えつつある背景について武田大臣は「カード未取得者への申請書の個別送付やマイナポイント事業の対象期間等の拡充、私や副大臣、政務官による企業等への働きかけ、テレビCMなどの政府広報などの効果が現れてきていると考えている」と積極的な取り組みの成果だとした。

 そのうえで「 今後、市町村の交付体制の更なる強化を図るとともに、厚労省が進めている健康保険証としての利用などの利便性向上、広報・普及活動の強化を図っていく」との考えを示した。(編集担当:森高龍二)

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