消火設備死亡事故を受け… 東京消防庁が安全の徹底を呼び掛け

東京・新宿区にあるマンションの地下駐車場で消火設備が誤作動し男性作業員4人が死亡した事故を受けて、東京消防庁は消火設備の指導を行い、対策の徹底を呼び掛けました。

港区赤坂では4月23日、東京消防庁による消火装置の止め方や誤作動を防ぐための安全指導が行われました。今回の安全指導は、15日に新宿区下落合のマンションの地下駐車場で天井の張り替え工事中に消火設備が誤作動し、二酸化炭素が放出されたため作業員4人が死亡した事故を受けて行われました。

東京消防庁では消火設備の近くで工事をする場合は、設備を熟知した消防設備士などを立ち会わせるよう呼び掛けています。東京都内には二酸化炭素の消火設備が設置された建物がおよそ3500棟あり、東京消防庁では6月末までに全ての建物の関係者に指導することにしています。

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