予約制になった「円山動物園」…楽しみ方は“オランウータン”と“ゾウのエサ探し”

1951年に開園した「円山動物園」。2021年には開園70周年を迎えて、現在は157種の動物たちが暮らしています。

今回はそんな歴史ある円山動物園のスタッフさんに「動物園の楽しみ方」を聞いてきました。

かわいすぎる"赤ちゃん"オランウータン

お母さんの背中に乗っているのは、2020年2月に生まれたばかりのレイトくん。実はオランウータンは、絶滅の危機にひんしている動物。円山動物園では、どうしたら繁殖してくれるのか? 育つためには何が必要か? ということを考えて展示しているんだそう。

レイトくんを通して、円山動物園の取り組みを見るのも楽しみ方のひとつです。

"泳ぐ"ホッキョクグマ

ホッキョクグマが泳ぐ姿を見られると大人気の水中トンネル。とくに子どもたちには大人気なんだそうです。

隣の水槽にはアザラシが展示されており、アクリルガラス越しにお互いの姿を意識し、刺激へとつなげているんだとか。より生態を知ることができ、環境問題を考えるきっかけにもなります。

「ゾウさんファースト」の環境

ゾウ舎では、水浴び・砂あび・ご飯など、ゾウが好きなときに自分たちで選択できる環境を整備。動物たち本来の自然環境に近い「生息環境展示」をしているそうです。

飼育員さんのおすすめは、朝夕の1日2回行われている「ゾウのエサ探し」。動物たちの素の姿見られます。

円山動物園では、4月19日より「事前予約制」となります。訪れる際は、ホームページもしくは電話での予約を忘れずに行ってください。

札幌市円山動物園
住所:札幌市中央区宮ケ丘3番地1
TEL: 011-621-1426
開園時間(夏季):午前9時30分~午後4時30分(最終入園午後4時)
休園日:毎月第2・第4水曜日/4月のみ:4月12日~16日

【事前予約 関連情報】
予約申し込みページ:https://www.e-tix.jp/maruyama_zoo/
専用電話申し込み窓口: 011-615-8065
電話予約 受付時間:午前9時30分~午後4時30分

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各施設にお問い合わせください)

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