百年料亭宇喜世 小座敷工事が完了

 昨年、クラウドファンディング(CF)で小座敷改修費用を募った百年料亭宇喜世(上越市仲町3、大島誠社長)は4月中旬までに3部屋全ての工事を完了した。全国から寄せられた支援に感謝するとともに、動画で部屋の様子などを紹介している。

 修繕工事で最後の仕上げとなった4階「妙高の間」は、高松宮宣仁殿下も使用された最も特別な部屋。好天時は妙高山を一望できる。

 CF御礼企画として5月5日まで、少人数利用向けの特別な個室プランを設定中。大型連休に合わせ、子ども連れや夫婦水入らずのランチなどの利用を提案している。新たに導入した箱膳に旬の味覚を彩り良く盛り付け、提供する。3階「萩の間」と「桜の間」に加え、24日から「妙高の間」の予約受け付けも開始する。

 昼の「彩箱膳ランチ」は午前11時からの利用で1人4000円、夜の「彩箱膳会席」は午後6時以降で同8000円。時間限定の特別料金は、昼が午後1時30分からで3000円、夜が同5時からで5000円。いずれも2時間の利用で、室料サービス。税・サービス料込み。

 最大利用人数は「桜の間」が4人、「萩の間」が3人。「妙高の間」が6人。利用日2日前までの予約が必要。問い合わせは同店(電025・524・2217)へ。

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