こんにちは、浜の小魔人です。今回は筆者がいつも楽しんでいる庭キャンプのやり方、気をつけたいこと、あると便利なおすすめキャンプグッズ、庭キャンプにおすすめの料理をご紹介します。遠くに行けない時、天気が心配な時でも、庭キャンプならいつでも気軽に楽しく遊べます。必ずしもテントを張る必要はありません。タープを有効活用すればご近所さんの目も気になりませんよ。
庭キャンプをするメリットとは?
筆者は、最近かなりの頻度で庭キャンプを楽しんでいます。だから今回庭キャンプの記事が書けると聞いて、正直かなりワクワクしています。
筆者が楽しんでいる庭キャンプの良さを、皆さんにも知っていただきたいです。
庭キャンプは気軽に楽しめるのが良いところ!
さっそく庭キャンプのメリットからご紹介しましょう。
メリットは書ききれないほどたくさんありますが、その中でも特に筆者が大きく感じているメリットを3点お伝えします。
【庭キャンプのメリット】
- キャンプ場へ行く手間がないから手軽にできる!
- 夜は快適にベッドで熟睡できるから疲れない!
⒈キャンプに行く手間がないから手軽にできる!
キャンプ場までの移動時間、都市部に住んでいる方は長くなりがちで特に大変ですよね。
筆者はいつも、車へのキャンプグッズの積み込みと合わせて相当の時間と体力を消費しています。
庭キャンプはそういった手間が一切必要なく、気楽にすぐできるのが良いところです。
⒉家にある設備が使えて便利!
家にある設備の中でも、トイレと冷蔵庫が使えるのはかなり便利です。春以降、夏場は特に食材の痛みが心配ですが、そんな心配から解放されます。
キャンプに何を求めるかにより、使うか使わないかは意見が分かれるかもしれませんが、筆者はキッチンにある電子レンジやガスコンロも便利に使って楽しみます。
⒊夜は快適にベッドで熟睡できるから疲れない!
キャンプを始めた頃は「テントで寝袋で寝ることこそがキャンプなり」と思っていた筆者。
でも、ベッドでぐっすり眠れるのはサラリーマンの筆者にとって、とても魅力的です。疲れないから月曜日に大事な会議があっても大丈夫。
庭キャンプは残念な部分もある!でもそれを工夫するのも楽しみのひとつ!
一方で、庭キャンプにも残念な部分があります。
【庭キャンプの残念ポイント】
- 焚き火など火を使うことが難しい(エリアにより違います・詳細は後ほど)
- ご近所さんの目が気になる(場合もある)
でも、筆者は「キャンプって不便や困難を工夫して解決するのも楽しい遊び」だと思うのです。
だから、筆者は不便や困難に対して、いつも「よーし、工夫してやるぞ!」ってワクワクした気持ちになります。
この残念ポイントの解決の方法なども、この後ご紹介していきますので参考にしていただけたら嬉しいです。
お庭でキャンプするときに注意しておきたい事項 バーベキューはできる?
「楽しい庭キャンプ」のやり方から記事を書きたかった筆者ですが、どうしても知っておいてもらいたい「注意事項」から先にお伝えしますね。
中には「注意事項」と聞くだけでテンションが下がってしまう読者の皆さんもいらっしゃるかもしれません。でも「これだけ気をつければあとは楽しめるのだ」と前向きにとらえていきましょう!
筆者が初めて庭キャンプをするときに心配だったのは、炭火バーベキューや焚き火をして良いのかどうか?ということでした。
庭キャンプで重要なことは、ズバリ「お住いの地域のルールに従う」ということです。お住いのエリアによって「できることとできないことが変わります」のでご注意ください。
筆者が住んでいるエリアでは、庭キャンプをする時に何を気をつければ良いのか?筆者はあらかじめ自治体の窓口に電話して聞いてみました。
【確認した事項・回答】
- 焚き火は家屋延焼の危険性があるから控えてほしい(消防署)
- 庭での大声などは近隣トラブルの可能性が高いので、時間帯などもよく考えてやって欲しい(自治体)
筆者はこのやりとりから、「焚き火はやらない」「炭火バーベキューは近隣とのトラブル回避のため遠慮する」ことにしました。(あくまでも、居住地の状況によってお決めください)
皆さまも、庭キャンプ(ベランピングを含む)をする際には、自治体、消防署(マンションであれば管理組合等)に必ず事前に問い合わせをしてくださいね。
庭キャンプをする際は、近隣の皆さんの生活に配慮することが大事です。
さあ、これがわかったら、あとはどうやって楽しむのかを考えるだけです!
ワクワクしますね。いよいよ筆者の庭キャンプの楽しみ方をご紹介していきましょう。
ウッドデッキを使ってお庭キャンプを楽しんでみた! 我が家流のタープ設営&キャンプグッズの使い方
たいへんお待たせしました。いよいよ本題の庭キャンプの楽しみ方をご紹介する時間となりました。
筆者が庭キャンプをする場合、天気や風の状況によって、2種類の庭キャンプを使い分けています。「ウッドデッキで庭キャンプをする」のと「庭にテントを張って庭キャンプをする」の2種類です。
筆者はこれからご紹介するウッドデッキでの庭キャンプが主体ですが、風が強い日などはテントを張っておこもりスタイルの庭キャンプをすることもあります。
ウッドデッキでの庭キャンプについては、以下の3点で整理していきますね。
- 庭キャンプ(ウッドデッキ編)の設営ポイント
- 庭キャンプ(ウッドデッキ編)でおすすめのキャンプグッズ
⒈庭キャンプ(ウッドデッキ編)の設営ポイント
我が家の庭キャンプの設営のポイントを4点ご紹介します。
【庭キャンプの設営のポイント】
- タープで目隠しをして快適なレイアウトを作ろう
- お気に入りのアイテムを目立つところに配置して眺めよう
1)タープで目隠しをして快適なレイアウトを作ろう
我が家のウッドデッキは道路に面しているので、ウッドデッキで庭キャンプをしているとお散歩中のご近所の皆さんとよく目があいます。
だから、お互いが気持ちよく過ごすために、筆者はタープで目隠しをしています。
▼使っているのはこちらのタープ
2)キャンプグッズを並べて気分を盛り上げよう
筆者はウッドデッキで庭キャンプをする場合、できるだけ多くのキャンプグッズを使って設営をしていきます。
ハンモックなど大物も見えるところに配置して雰囲気を出すと良いと思います。見えるところにアイテムがあるだけで気分もあがりますよ。
筆者が使っているハンモックは、ビブレ「自立式ハンモック」です。
庭キャンプのメリットのところでも書いたように、庭キャンプの場合はキャンプグッズの積み込みの手間がありません。
時間に余裕があるはずですから、自分のお気に入りのキャンプグッズをここぞとばかりに並べて楽しみましょう。
3)お気に入りのアイテムを目立つところに配置して眺めよう
特に筆者が最近ハマっている「銅製品」は、眺めているだけで気分が盛り上がるので目立つところに設営します。配置する場所も工夫してお気に入りのキャンプレイアウトをつくってみましょう。
「銅製品」を使ってキャンプをおしゃれに過ごす方法にご興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
キャンプのキッチン用品をおしゃれに揃えるなら! 銅製品のおすすめアイテム4選 マグカップやドリップポッドなど - ハピキャン(HAPPY CAMPER)
4)夜の景色も大事に演出しよう
庭キャンプ(ウッドデッキ編)の夜の景色です。キャンプ場とはまた一味違った魅力的な景色に出来ないだろうか?と毎回試行錯誤しています。
今回のポイントはキャンドルです。所々に配置したキャンドルが、おしゃれな雰囲気を演出してくれます。
⒉庭キャンプ(ウッドデッキ編)の過ごし方
基本的には、キャンプ場の過ごし方と違いはありません。筆者は食べることが好きなので、お料理をしている時間も多いです。しかし、一日中のんびりボーッと過ごす庭キャンプも嫌いではありません。
【筆者おすすめの庭キャンプの過ごし方】
- ハンモックに揺られてのんびり過ごす
- 家族と一緒の時間を楽しむ
1)ハンモックに揺られてのんびり過ごす
最近「自立式ハンモック」を購入したので、筆者はウッドデッキで楽しむことが多くなっています。ハンモックは本当に庭キャンプにもってこいのアイテムです。
筆者の使っているビブレ「自立式ハンモック」は、筆者イチオシのおすすめアイテムです。紹介した記事もぜひご覧ください。
家族と食事をする場合は、ウッドデッキに全てのものが置けないときもあるので、配置は臨機応変にかえて楽しみます。
ハンモックはどこに設置してもゆらゆらしているとのんびりしますし、視界の大半は空なので、キャンプ場にいるのとそれほど変わらない気持ちになります。
2)キャンプ飯を作って楽しむ
庭キャンプをしている時は、筆者が調理担当をすることが多いです。好きなキャンプ飯を作れるので、自ら志願するのです。
家族は料理が出てくるのも楽しみにしてくれますし、料理が好きな筆者にとっては両者両得なのです。
注意点でも書いた通り、調理に関しては居住エリアのルールに従い、近隣住民の方への配慮も忘れないようにしましょう。
筆者は庭キャンプでは外での調理にこだわりすぎず、電子レンジやキッチンのガスコンロなども便利に使って料理を楽しみます。
そうすると、料理が短時間で出来上がるから、のんびりする時間や家族と過ごす時間も増えて何倍も楽しいのです。
3)家族と一緒の時間を楽しむ
家族と囲む晩餐は最高です。筆者はキャンプに行く時はソロキャンプですが、庭キャンプの時は家族と一緒の時間を楽しみます。
普段とちょっと違う雰囲気に、愛犬君もいつも興奮気味にソワソワしながらウッドデッキを歩き回って喜びを表現しています。
ちなみに、庭キャンプは酔っ払った後の後片付けも家のキッチンでできるから楽で良いですね。
⒊庭キャンプ(ウッドデッキ編)におすすめのキャンプグッズ
設営の画像でお気づきになった皆さんもいらっしゃるかもしれませんが、筆者が使っている庭キャンプにおすすめのキャンプグッズをご紹介します。
【人工芝・ラグ】
ウッドデッキの板も味わいがありますが、人工芝やラグを敷くことでキャンプ感がグッと高まります。我が家の場合、老朽化したウッドデッキの板材を見なくて済むという効果もあります。
【演出用のキャンプグッズ】
焚き火台や薪、炭火グリルなど庭キャンプでは使わないキャンプグッズも積極的に設営し、キャンプ気分を盛り上げています。
使わなくても、その場にあると雰囲気がキャンプ場にいるのと近くなり、筆者は気分が上がります。
【キャンドル】
キャンパーとしては焚き火ができないことは「痛恨の極み」。でも、筆者は決して炎を諦めません。
少しでも火を眺めていたい筆者は、耐熱ガラスの瓶に100均で購入したキャンドルを入れて庭キャンプに活用しています。小さいながらも炎の揺らめきは心を癒してくれるものです。
【ジュースサーバー】
普段キャンプ場ではお酒が主体の筆者ですが、庭キャンプをする時はウォータージャグにジュースを入れて楽しみます。
ジャグにジュースと氷を入れておくと冷たい飲み物がすぐに飲めるし、ちょっと写真映えもして気に入っています。
小さなお子様などがいらっしゃるなら、蛇口からジュースが出てくるのはきっと楽しいはずです。
筆者流・テントを張って楽しむ庭キャンプもご紹介!
前述の様に、風の強い日には庭にテントを張って庭キャンプを楽しみます。
筆者はだいたい週のはじめに「週末は庭キャンプをしよう」と決めて、週末がくるのを楽しみに待ちます。ですから、風が吹いても庭キャンプしたい気持ちが抑えられないのです。
▼使っているテントはこちら
筆者が庭にテントを張る時は、道路側を背にして設営します。
出入り口の前に大きな木があるので、森の中にいるイメージを膨らませて庭キャンプが楽しめるし、ご近所の目も気になりません。
寝るのは家の中なのでコットや寝袋を設営する必要がないため、結構ゆったりとした幕内空間が楽しめます。
テント内で調理をする時は、開口部を開けて十分な換気をしながらやります。
それでも心配なので、一酸化炭素チェッカーの設置は必ずしますし、ガスコンロ以外は使いません。(炭などは不完全燃焼して一酸化炭素が出る危険性が高いので厳禁です)
ホットプレートや電気調理器具があるご家庭は、屋外用の延長ケーブルなどを使ってテントまで電気を供給して使うのも安全で良い方法だと思います。
庭キャンプで楽しみたいおすすめ料理4選
最後に、庭キャンプにおすすめのお料理をご紹介します。筆者がいつもソロキャンプで食べるキャンプ飯よりも、パーティー感強目の料理ラインアップです。
庭キャンプにおすすめの料理1:赤ワインで煮込むお肉ほろほろカレー
筆者が以前ハピキャンでご紹介したお料理ですが、赤ワインでオージービーフをじっくりと煮込んだカレーがおすすめです。
赤ワインで煮込むとお肉が驚くほど柔らかく美味しくなりますが、一方で調理の際に赤ワインが蒸発して匂いが立ちこめます。ですから、家の中で作るよりも庭キャンプで作るのに適していると思うのです。
レシピはこちらの記事をご覧ください。
庭キャンプにおすすめの料理2:ジンギスカン鍋
ジンギスカン鍋も、庭での調理がおすすめです。羊肉は調理する時の匂いが独特なので家のキッチンですると匂いがこもってしまいますが、庭キャンプなら心配無用です。
【材料】
- ジンギスカン味付き肉
- キャベツ
- にんじん
【作り方】
- スキレットに油を敷き、玉ねぎ、にんじんの細切り、ざく切りキャベツ、もやしを乗せる。その上に味付きジンギスカン肉を乗せタレをかけて加熱する
- 肉と野菜を食べ終えたスキレットにうどんを入れ加熱しながらほぐしてタレと絡めたら〆の完成
庭キャンプにおすすめの料理3:タコスでパーティー
家族とワイワイしながら楽しめるメニューです。調理が終わってからみんなで食事ができるから、お料理担当の人も忙しくない食事タイムが楽しめます。
【材料】
- タコミート(玉ねぎ/合挽肉ケチャップ/チリガーリックのシーズニング)
- レタス(千切り)
- ピザ用チーズ
【作り方】
タコミートの作り方をご紹介します。
- 玉ねぎをみじん切りにしてよく炒める
- 炒めた具材にケチャップとチリガーリックのシーズニングを振りかければ完成
後はトルティーヤに用意した食材を入れて包めばタコスになります。
庭キャンプにおすすめの料理4:ベビーカステラ
デザートに子供でも楽しんで作れるお菓子はいかがでしょうか?
庭キャンプなら、コンセントから屋外用延長コードを使って電熱式のたこ焼き器に電力を供給して楽しめます。
【材料】
- ホットケーキミックス
- 牛乳
【作り方】
- ホットケーキミックスに卵と牛乳を入れてよく混ぜ生地を作る(ケーキミックスの袋に書いてある分量で作りましょう)
- 生地から泡が出てきたくらいで餡を入れてとなりの何も入れていない生地を被せる
「庭キャンプ」で気持ちも晴れやかに休日を楽しもう! タープやテントを設営&アウトドア料理で満喫
今回は筆者がよく楽しんでいる庭キャンプをご紹介しました。実際のキャンプと庭キャンプは多少の違いはありますが、それぞれの楽しみがあります。
ご家族がキャンプをなさらないご家庭であれば、少しだけキャンプの楽しみをご家族の皆さんと一緒に共有できるかもしれませんよ。
何しろ手軽にすぐできるのが庭キャンプの魅力です。みなさんの楽しみの一つに加えてみてはいかがでしょうか。