「はじめての雲仙さがし」 温泉旅館の新入社員が歴史・魅力を学ぶ

ガイド(左)から雲仙地獄の説明を聞く新入社員ら=雲仙市の雲仙温泉街

 長崎県雲仙市の雲仙温泉街にある旅館やホテルの新入社員合同研修会「はじめての雲仙さがし」が同温泉街であり、計17人が地元の歴史や魅力を学んだ。
 新入社員には県外出身者も多いことから、雲仙の観光スポットや歴史を深く知ってもらおうと、地元観光関係者らでつくる「雲仙プラン100地域づくり委員会」が毎年研修会を開いている。
 新入社員たちは同会会員から雲仙地獄や温泉、商店街などの説明を聞いた後、四つの班に分かれ、観光ガイドの案内で温泉街を巡った。
 ゆやど雲仙新湯に入社した平山輝さん(18)=対馬市出身=は「温泉街には若者も楽しめるスポットがあることが分かった。研修で学んだことを生かせるように頑張りたい」と話した。

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