韓国ゴルフ界の〝レジェンド〟朴セリがコロナ感染

朴セリ(08年撮影)

韓国ゴルフ界の〝レジェンド〟で現在はタレント活動も行っている朴セリ(43)が、新型コロナウイルスに感染した。韓国メディア「スターニュース」が伝えた。

23日にラジオ番組で共演していた俳優ソン・ジュンホのコロナ確定判定を受けて検査を受けた結果、24日に陽性が確定した。すでに自宅隔離に入っており、本人は「心配かけて申し訳ない。また元気になって戻ってきたい」と話しているという。朴は1998年の全米女子プロゴルフ選手権で初出場初優勝、同年7月の全米女子オープンでは大会史上最年少優勝という偉業を果たし、後に韓国人プロが米国で活躍する礎をつくった。

そんな偉大な選手だけに、韓国メディアは松山英樹(29=LEXUS)がマスターズで優勝したときには、新型コロナウイルス禍という国難に現れたヒーローと位置づけ、韓国でも同様の事例があったと紹介。「今回の日本全体の雰囲気は、まるで1998年のIMF(国際通貨基金)外国為替危機で全国民が失望に陥ったときに希望を与えた韓国の朴セリを思い浮かべる」と報じていた。

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