女子ゴルフ川満、10年ぶり優勝「長かった」 九州の下部ツアー

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 女子ゴルフのステップアップツアー、九州みらい建設グループ窓乃梅カップは24日、佐賀・武雄GC(6340ヤード、パー72)で最終ラウンドが行われ、初日から首位を守った川満陽香理(昭薬付高―立命館大出)が6バーディー、4ボギーの70でまとめ、通算10アンダーの206で優勝を飾った。

 下部ツアー優勝は、2011年の「ANA PRINCESS CUP」以来10年ぶりで2勝目を挙げた。川満は「今思うと長かったような気もする。気持ち的にはほっとしているけど、100点ではない」と次戦へ向け貪欲な向上心をのぞかせた。

 大城美南海は通算6アンダーで3位だった。

レギュラーツアー目前
 
 2位に2打差をつけて優勝を決めた川満陽香理は、満面の笑みだった。光り輝くトロフィーを片手に「あっという間の1日だった。もっとかっこよく勝ちたかったが、ボギーも多くばたついた。飽きることなく終わった」と10年分の思いをかみしめた。
 最終日をアウトスタートで迎え、1番からボギーをたたく。だが「18ホールあってノーボギーなんてなかなかない。逆転された訳でもない」と冷静だった。直後の2、3番は、ショットがさえ渡り、スコアを落とした直後に取り返すバウンスバックに成功。前半を終えて通算10アンダー、3打差を維持した。
 試練は17番パー4。ティーショットが右にそれ木の根元に落ち、アプローチもうまくいかずピンまで約25メートルの4打目。「ダブルボギーだけはいけない」とボギーでなんとか切り抜け、18番をパーセーブし優勝を決めた。
 ステップアップの年間賞金ランキング2位以上なら来季前半のレギュラーツアー出場も見えてくる。今大会を終えて3位で、ツアー出場までもう一歩のところまで来た。「応援してくださっている方に喜んでもらえると思うとほっとしているけど100点ではない。スイングはまだまだ未完成」と、謙虚に、貪欲に高みを目指す。
飛距離が出るように
 通算6アンダーで3位に入った大城美南海 飛距離が出るようになったが、左右に球がぶれるようになった。プロの前田久仁子さんから助言をもらい抑える打ち方が少しだけ分かってきた。今日の最終ホールで試したらうまくいったので次戦までに習得したい。