立川志らく 「寄席は社会生活維持に必要」主張に「落語は、なくてもなくてもいい仕事」と吐露

立川志らく

東京、大阪、京都、兵庫の4都府県で25日から始まった緊急事態宣言下での生活。国は「社会生活の維持に必要なもの」を除いて、催物やイベントの無観客を要請している。そんななか、東京にある4つの寄席は、徹底した感染対策をしたうえで「社会生活維持に必要」と主張し、客を入れて興行を続けている。寄席の継続は東京寄席組合、落語協会、落語芸術協会が決めたという。

人気落語家の立川志らく(57)が、26日のTBS系ワイドショー「ひるおび!」で興味深いコメントをした。「名人の言葉にあるんですが、世の中にはなくちゃいけない商売がある。お医者さんとか。あってもなくてもいい仕事もある。落語は、なくてもなくてもいい仕事だっていうもの。落語家はこの名人の言葉を知っているのに…みんなどう思っているんだろうなって聞いてみたいですね」と苦笑いした。

保証がない休業要請にどこまで従えるのか。世の中に生活に必要でない仕事などあるのか、など疑問は尽きない。

「なんか〝上〟が、ヒステリーになってるような気がする。〝全部やめてくださ~い!〟みたいな感じで」と志らく。この〝上〟とは、首相のことか、それとも知事のことか。

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