【MLB】大谷翔平が挑む本塁打トップで先発登板 100年前のルースは2本塁打放ち勝利投手に

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

27日のレンジャーズ戦で“リアル二刀流”での先発が見込まれる大谷

エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、敵地でのレンジャーズ戦で先発登板する。“リアル二刀流”で先発が見込まれる今季3度目の先発登板で、2018年5月20日のレイズ戦以来、1072日ぶりの白星を目指すことになる。

今季3度目の先発マウンドで大谷はベーブ・ルース以来となる偉業を達成することになる。25日(同26日)のアストロズ戦で2試合連続本塁打となる決勝の7号ソロを放った。この一発でブレーブスのアクーニャJr.やパドレスのタティスJr.、レッドソックスのJD・マルティネス、ツインズのクルーズらと並び、メジャー最多タイの本塁打数とした。

エンゼルスのマット・バーチ広報はこの日の試合後に自身のツイッターで「ショーヘイ・オオタニは月曜日にエンゼルスの先発を務める。メジャーの本塁打でトップに立つ選手が先発マウンドに上がるのは100年ぶりとなる」とツイート。1921年6月13日のタイガース戦で先発したベーブ・ルース以来、100年ぶりに、大谷が本塁打トップに立った選手が先発登板することになる。

ちなみに、100年前にこの記録を達成しているベーブ・ルースはヤンキースの「3番・投手」で先発登板。投手としては5回を投げて5安打7四球4失点で降板し、その後は中堅に入っている。打者としては3回と7回に本塁打を放ち、3打数2安打2本塁打3打点2四球と活躍し、自らが勝利投手となっている。

二刀流の“元祖”として知られるベーブ・ルースが刻んだ偉大な記録と活躍。100年の時を経て、大谷翔平がどこまでルースに迫れるだろうか。(Full-Count編集部)

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