パワー・ランキング更新 好調のアスレチックスが2位に急上昇

日本時間4月26日、メジャーリーグ公式サイトでは各球団のここまでの戦いを反映した最新のパワー・ランキングが公開された。開幕から約1ヶ月が経過し、メジャー最高勝率はドジャース。しかし、ドジャースが所属するナ・リーグ西部地区はジャイアンツがパドレスを上回る好成績を残しており、「ドジャースとパドレスの2強」という予想通りの展開とはなっていない。一方、ア・リーグではロイヤルズがリーグ最高勝率をマーク。そうした各球団の戦いぶりがライター9人の投票で決まるパワー・ランキングにも反映されつつある。

ドジャースはパドレス4連戦に1勝3敗と負け越したが、パワー・ランキング1位をキープ。15勝7敗、勝率.682はメジャー最高成績となっている。2位にはアスレチックスが前回の15位から急浮上。日本時間4月26日のオリオールズ戦に1対8で敗れ、連勝は13でストップしたが、開幕6連敗を喫したチームとは思えないほどの快進撃を見せ、14勝8敗、勝率.636でア・リーグ西部地区の首位に立っている。連勝中は81得点に対して36失点と相手チームを圧倒した。

ドジャースに次ぐ2位をキープしていたパドレスは3位に後退。しかし、故障者リストから戦列復帰したフェルナンド・タティスJr.が直近6試合で打率.435(23打数10安打)、5本塁打、6打点と調子を上げており、スーパースター候補生の復調とともにここから勢いを増していく可能性がある。4位のレッドソックスは前回の3位から1ランクダウン。14勝9敗、勝率.609でア・リーグ東部地区の首位に立っているが、4戦4勝のエドゥアルド・ロドリゲス以外が先発する試合では勝率5割前後にとどまっている。

強力ローテーションを誇るブリュワーズは5位をキープ。日本時間4月26日のカブス戦は6対0で快勝したが、エースのブランドン・ウッドラフが6回無失点の好投を見せ、今季は5先発で防御率1.55、WHIP0.72と素晴らしい成績を残している。チーム全体の先発防御率2.22は依然としてメジャー1位である。

この5球団に続く6位以下のランキングは以下のようになっている(カッコ内は前回の順位)。

6 ホワイトソックス(10)
7 ロイヤルズ(20)
8 メッツ(8)
9 レイズ(9)
10 ブレーブス(7)
11 カージナルス(13)
12 ヤンキース(11)
13 ツインズ(6)
14 アストロズ(12)
15 ブルージェイズ(17)
16 ジャイアンツ(18)
17 エンゼルス(14)
18 レッズ(4)
19 フィリーズ(16)
20 カブス(22)
21 マリナーズ(21)
22 インディアンス(19)
23 マーリンズ(23)
24 ダイヤモンドバックス(29)
25 パイレーツ(27)
26 ナショナルズ(24)
27 オリオールズ(26)
28 レンジャーズ(28)
29 タイガース(25)
30 ロッキーズ(30)

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