就活生の55.9%が社会人へのキャリア相談「十分できず」 ビズリーチ・キャンバス調べ

Visionalグループの株式会社ビズリーチが運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、同サイトに登録する2022年卒業・修了予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動とキャリア観形成に関する調査を実施した。(調査期間:2021年3月26日~3月30日、有効回答数:474件)

調査によると、「興味のある業界や職種を知るために、身近に相談できる社会人は十分にいたか?」について、55.9%が「十分にはいなかった」と回答しており、さらなる相談相手を必要としていることが伺える結果となった。

その一方で、「興味のある業界や職種を知るために、大学1・2年生から社会人の先輩にキャリア相談することは意義があると思うか?」聞くと、83.8%が「意義があると思う」と答えた。相談相手として意義があると思う社会人は「同じ大学の卒業生」(77.3%)が最も多く、「興味のある業界や職種の人事担当や社員」(56.4%)と続いた。

所属大学に対しては、取り組んでほしいキャリア支援についてOB/OG訪問に関する要望が多い。「卒業生と話す機会を多く設けてほしい」(東京理科大学)、「低学年のうちから、興味のある職業の話を聞けるような場を設けてほしい」(関西学院大学)など場を求める声や、「キャリアセンターに実際に行かなくてもOB/OG訪問リストの取得など柔軟に対応してほしい」(早稲田大学)、「業界ごとにOB/OG訪問の機会を設けてほしい」(大阪市立大学)、「同窓会の会員ページを充実させて、OB/OG訪問をしやすい環境を整備していただけるとうれしい」(横浜国立大学)など環境整備を訴える回答が寄せられた。また、「社会人と交流する機会はもちろんのこと、交流することを練習できるような講座があると良いと感じる」(慶應義塾大学)といったリクエストもみられた。

参考:

【株式会社ビズリーチ】55.9%の就活生、社会人へのキャリア相談「十分できず」~「同じ大学の卒業生」との接点を希望(ビズリーチ・キャンパス調べ)~

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