現役引退した五郎丸が「心おきなくビールを飲んでフランスW杯を楽しみたい」

アサヒビール記者発表会に参加した五郎丸歩

24日を最後に現役を引退したラグビー元日本代表FB五郎丸歩(35)が27日、アサヒビールの「ラグビーW杯2023フランス大会 ワールドワイド・パートナー契約締結オンライン発表会」に出席した。

アサヒビールはフランスW杯でアジア企業初のワールドワイド・パートナーとなり、「アサヒスーパードライ」が大会オフィシャルビールになる。ラグビーファンなら誰もが喜ぶビッグな知らせ。五郎丸は「非常にありがたく、感謝申し上げたい。19年大会は自国開催だったが、次はフランス。選手も寂しくなるのかなと思ったところで、アサヒビールさんが初のサポートをしてくださる。非常に心強く思うと思います」と笑顔を見せた。

15年イングランドW杯日本代表副主将で、ラグビーブームの火付け役。この日は、大会期間中に「バスの運転手さんがチェックしたとき、ぐちゃぐちゃだったらかっこ悪い」と、チームが使用したバスのごみ拾いをするなど、オンオフで小さな意識改革に努めてきたことも明かした。

引退してもなお、知名度抜群のラグビー界の顔は「23年には新型コロナウイルスも収まっていると思うので、ビアガーデンでラグビーで盛り上がってほしい。私も現役を引退したので、心おきなくビールを飲んで、フランスW杯を楽しみたい」とアピールした。

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