広島がDeNA・大貫メッタ打ち!3回だけで一挙7点 羽月が口火、森下もタイムリー

3回に追加点を挙げるタイムリーを放った広島・森下

打線が爆発した。広島は27日のDeNA戦(マツダ)で、0―0の3回にDeNA先発・大貫を攻略した。

3回の先頭・羽月の一打が猛打を呼び込んだ。放ったボールはボテボテだったが、投手が処理にもたつく間に全力疾走で一塁を駆け抜ける。さらに3番の鈴木誠は右前打。西川が打ち取られるも一死一、二塁で坂倉が右前適時打を放ち、1点を先制する。

なおも一死一、三塁で安部が中犠飛で1点を追加。二死一塁でクロンが安打で一、三塁とチャンスを広げ、小園が左前適時打した。二死一、二塁で投手・森下も中前適時打で1点を加点。菊池涼は四球を選んで二死満塁とすると、羽月にこの回2度目の打席が回る。そこで羽月は右中間を破る走者一掃の適時打。ここでDeNAが先発・大貫から国吉に交代し、3回だけで7点を上げた。

先制点の坂倉は「森下さんに点を取ってあげられていなかったので、チャンスで何とか走者をかえすことができて良かったです」と笑顔を見せた。また、2点目の中犠飛の安部は「森下の援護点になって良かった」と話し、3点目の小園は「追加点になって良かった」と語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社